カフェインを含むお茶は、お茶の種類や製法によってカフェインの量が異なります
以下に代表的なカフェインを含むお茶を一覧としてまとめました
カフェインを含むお茶系一覧
1.緑茶系
>煎茶
日本で最も一般的な緑茶
カフェインは多め
>抹茶
茶葉全体を粉末状にしたもの
摂取量に比例してカフェインも多め
>玉露
高級緑茶で、煎茶よりもカフェインが多い
>番茶
煎茶に比べてカフェイン量は少ないが、カフェインは含まれている
>ほうじ茶
茶葉を焙煎して作られ、煎茶よりカフェインは少なめ
2.紅茶系
>ブラックティー(一般的な紅茶)
しっかりした発酵によってカフェインが多め
>アールグレイ
ベルガモットの香りをつけた紅茶
カフェイン量は一般的な紅茶と同様
>ダージリン
華やかな香りを持つ紅茶
比較的カフェインが含まれる
>アッサム
濃厚な風味の紅茶で、カフェインが豊富
>チャイ
スパイスとミルクで煮出す紅茶で、通常紅茶のカフェイン量と同じくらい含む
3.ホワイトティー
使う茶葉はシルバーニードル(銀針)やホワイトペオニー(白牡丹)が有名
カフェイン含有量は約15〜30 mg / 1杯(約240 ml)で、コーヒーの半分ほど
ホワイトティーは、使用する茶葉の種類や茶葉の乾燥度、抽出時間によってカフェインの含有量が変わるため、具体的なカフェイン含有量は製品ごとに確認する
4.ハーブティー
>マテ茶
南米原産のお茶で「飲むサラダ」とも呼ばれますが、カフェインが豊富
飲むとリフレッシュ効果がある
>ガラナ
カップ1杯(約240ml)あたり約40〜120mg(製品により異なる)
ブラジル原産の植物で、カフェインが豊富
エネルギーブーストに効果的
5.ウーロン茶系
>ウーロン茶(青茶)
発酵の度合いが異なることで、カフェイン含有量が異なる
カップ1杯(約240ml)あたり約30〜50mgのカフェインを含む
>黒ウーロン茶
黒ウーロン茶は、ウーロン茶の発酵度が比較的高い
通常のウーロン茶に比べ、香ばしく深みのある味わいが特徴で、カフェインも豊富
通常、カップ1杯(約240ml)あたり30〜70mgのカフェインを含む
脂肪分解作用が期待されるため、食事と一緒に飲むことが推奨されることが多い
日本でもダイエットサポートとして飲まれることがある
>凍頂烏龍茶(トウチョウウーロン茶)
台湾産のウーロン茶で、台湾の凍頂山の高地で生産されることからその名がつけられている
軽発酵(発酵度が低い)タイプのウーロン茶で、日本でも人気
カフェインは30〜60mg程度
>金のウーロン茶
通常は香りが豊かで、茶葉の発酵度が中程度のもので、すっきりした風味が特徴
カフェイン量は黒ウーロン茶と同様に、30〜70mg程度が一般的
使う茶葉としては、黄金桂が有名
6.プーアル茶
>プーアル茶
黒茶と呼ばれる発酵度の高い中国茶で、カフェインが含まれている
茶葉の発酵過程により風味が変化
7.ジャスミン茶
>ジャスミン茶
通常、緑茶やウーロン茶をベースにジャスミンの香りをつけたお茶で、ベースの茶葉に由来するカフェインを含む
8.玉ねぎ茶・花茶
玉ねぎ茶や花茶のうち、茶葉がベースで作られているものはカフェインを含む場合がある