ダニング・クルーガー効果とは、
能力の低い人ほど、自分自身の能力を過大評価してしまう心理です
人には元々、ダニング・クルーガー効果が起きやすいという性質があります
「なんだ、自分には関係ないな」と思ったかもしれませんが、
そのような事はありません
実際には能力の低いかたに起きるのが『ダニング・クルーガー効果』なら、
実際には能力の高いかたが、ご自身の能力を過小評価する『逆ダニング・クルーガー効果』が起きるという事でもあります
そしてこの『逆ダニング・クルーガー効果』が起きている心理状態を『インポスター症候群』と言います
インポスター症候群に苦しむ日本人
特に日本人の場合は、逆ダニング・クルーガー効果、つまり、インポスター症候群になりやすいです
日本は、『奥ゆかしい』『謙虚』と言われる事がありますが、その理由の一つは、自己肯定感が低くなるような教育を受ける文化だからです
自己肯定感が低くなるような教育を受けてきた場合は、インポスター症候群が起きやすいです
もし今、学校のテストの点数が低かったり、周りの人との関係がうまく築けない場合も、
今はまだ能力を活かせていないだけで、
逆ダニング・クルーガー効果に苦しんでいる可能性があります
これは私の経験ですが、能力を高められる素質があるだけでも、逆ダニング・クルーガー効果は起きやすいと感じています
能力が高くても、必ずその能力を活かせるわけではありません
能力を活かすには、訓練が必要です
当方のカウンセリングでは、能力を活かす訓練も行っています