小学校でも社会人でも、
「夢を持とう」とか「人生の目標を立てよう」と教育されたり、
そういう自己啓発本が多く売られていると思います。
小さな目標であればすぐに達成できるだろうとか、
達成してもそんなにモチベーションアップにつながらないと考え、
大きな目標を立てると思います。
今回はそんな、大きな目標を立てることによるデメリットについて書いてみます。
目標を立てることのデメリット
- 達成しないので落ち込む
- 意地を張る
- 無駄にリスクの高い選択をしやすくなる
- 倫理感が弱まる
- 学ばなくなる
・達成しないので落ち込む
大きい目標を立てがちですので、
すぐには目標を達成できません。
達成できたらとてもうれしいですし、
次の目標も達成できるかもしれない可能性も出てきますので、
やる気が出てきます。
しかし、
大きい目標がなかなか達成されないことによる、
モチベーションが下げられてしまう期間がとても長いので、
目標を達成しにくくなります。
目標を立てない方が、うまくいっていたかもしれません。
・意地を張る
目標に向かって猛進しようとしますので、
「こうでなければならない」と意地を張ってしまったり、
視野が狭まり、世の中の変化に柔軟に対応しにくくなります。
・無駄にリスクの高い選択をしやすくなる
目標がなかなか達成しないストレスにさらされ、判断力が鈍り、
目標を達成することを優先するあまり、
無謀なリスクをとりやすくなるようです。
・倫理感が弱まる
目標を達成するために、
友人を裏切ったり、
悪事に手を染めたりしやすくなります。
・学ばなくなる
目標を達成するために結果重視になり、
失敗したら絶望するだけで、
その時に得た経験から学びにくくなります。
達成されやすい目標の立て方
皆さんが立てている目標は、本当に目標でしょうか。
それは、ただの希望になっていませんでしょうか。
短期の目標については、
明確な目標にし、そのためにとる行動を明確な行動にします。
長期の目標については、
モチベーションを保つことを意識したほうがいいということがわかっています。
モチベーションを保つには、
少しあいまいに、幅を持たせた目標を立てるようにします。
行動については、具体的にしておきます。
仕事の進め方ではよく、
区切りをつけ、小分けのタスクにして、
少しずつ達成していくと、最終目標が達成すると教わったことがあるかと思いますが、
これもモチベーションを保つ方法の一つです。
こちらのプロジェクトの進め方に関する本に、
大きな目標を達成する条件が書いてあります。↓