「吊り橋効果」は、意中の異性を落としたいときに、
多くの人が活用したい、活用できるのではと思う、
恋愛において使いたい、代表的な心理学の一つです。
今回は、この吊り橋効果の重大な注意事項についてです。
重大な注意事項:ただし美人に限る
この吊り橋効果について、多くのかたが認識しているのは、
一緒に恐怖体験をすると、
アドレナリンが出て、一緒にいる相手を好きだと勘違いさせることができる、
というものかと思います。
この吊り橋効果の実験内容は、次の通りです。
・男性が、揺れる橋を渡る場合、揺れない橋を渡る場合を比較
・男性が橋を渡る途中で、若い女性が突然アンケートを依頼
・アンケート結果が気になる場合は後日、電話をください、と電話番号を書いたメモを渡す
・揺れる橋は18人中9人が電話をかけてきた
・揺れない橋を渡った男性16人中2人が電話をかけてきた
実験する人数としては、かなり少ないです。
そして、この実験に疑問を持つ研究者が別の条件を加えて実験を行いました。
・アンケートを依頼する女性が、美人な女性、美人ではない女性(メイクで魅力を低下させた)で同様の実験を行う
この実験の結果、
男性が橋を渡る途中で出会った女性が、
美人であれば効果があるのですが、
美人ではない場合は逆効果であることがわかりました。
実験の目的
この実験のそもそもの目的は
・魅力的な女性が,強い恐怖を感じた男性にとって,より魅力的に映るかを確認する
というものでした。
このことからも、誰にでも当てはまる実験ではないです。
この実験から、
美人な女性、メイクが整っている女性が男性を勘違いさせることはできる可能性はありますが、
女性については、どうなんでしょうか。
不確定な要素が多いので、
まだ実用的ではなさそうです。