プログラマーになるには、どのようなスキルが必要でしょうか。
テーマの範囲がちょっと広すぎるので、
広く浅く、プログラマー全員に必要なスキルを紹介するコーナーをブログで何回かやっていきます。
完全にプログラマー未経験の場合、プログラマーを目指すにあたって、次の2点を常に意識してください。
・タイピングを早くする
・基本的なショートカットキーを使用する
この二つのスキルは、スクールでは教えられないものです。
今回はこの二つについて、解説していきます。
タイピングを早くする
「タイピングを早くする」と言いましたが、これは、
ブラインドタッチがそれなりのスピード=業務に支障のないスピードで、
できるようになることを目標としています。
現代では、ほとんどの仕事でPCを使うのですが、
PCは高価だから購入しなかったり、スマホやタブレットで間に合わせ、
PCを使わない生活を送る学生が増えているため、
ブラインドタッチができない、PCが使えない新社会人が問題になっています。
最近は電卓をあまり使わないので、テンキーの練習もしておくと良いかと思います。
数字の入力も、早いに越したことはありません。
文字キーの上のほうの数字を早く入力するのは、かなり難しいです。
タイピング速度については、2か月に1度、計測してみてください。
無料のタイピング練習サイトを二つご紹介します。
寿司打
合格基準は「高級10000円コースで、おつりが出る速度」です。
プログラミングスクールのマコなり社長がこの基準を作っていたので引用させていただきました。
引用元:【究極】知るだけで周りに差をつける仕事のやり方 BEST10
私の場合は、4680円のお釣りでした。
e-typing
こちらは昔、アルバイトをするときにスコアを測るように言われたタイピング練習サイトです。
アルバイトでは、Cレベル以上であること、という基準でした。
久々にやってみたところ、295点だったので「Good!」の点数でした。
Goodってなんでしょうね。
下記にスコア表を貼っておきます。
基本的なショートカットキーを使用する
ブラインドタッチができるようになれば、
文字入力についてはキーボードを見ずに素早く入力できるようになります。
さらにショートカットキーを使いこなすことによって、
多くのツール、アプリを素早く操作できます。
ショートカットキーを使いこなすには、
色々なキーについても、キーボードを見ずに素早く押せるようになることが必要です。
基本的なショートカットキーについては、ネットで調べていただければと思います。
余裕があれば、当サイトでも紹介します。
PCは、マウスで操作するより、
キーボードのショートカットキーで操作したほうが早いということがよくあります。
上級者であれば、PCに新たなショートカットキーの設定を追加したりします。
また、スクールや業務中に教える側の目線として、
プログラマーをこれから目指す段階だとしても、
ファイルを保存するときにCtrlとsの位置を探し始める人に対しては、
教える気はなくなります。
まとめ
「プログラマーになるのに、ブラインドタッチは必要ない」という記事をたまにみかけますが、
厳密にいえば、確かに必須ではありません。
フリーのプログラマーを数年続けていても、
ショートカットキーを使えなかったり、ブラインドタッチができないかた、
それでも月に40万円ほど稼ぐかたもいます。
そういった場合は、
コミュニケーション能力が高く、かなり人柄が良かったり、
特別なスキル、高いスキルがあったりしない限り、
あまり評判は上がりませんので、長く仕事をもらえることはないです。
ブラインドタッチや基本的なショートカットキーを訓練しておくことは、
プログラマーでなくとも、ITが加速する現代では、
最低限のマナーと言えるかと思います。