モラハラとは【モラハラ、DV】

投稿者: | 2020/07/20

テーブルマナー

モラハラによる被害が増えてきていますが、
まだまだ認識が普及しないモラハラがどのようなものなのかについて、簡単に解説します。
普及しない理由についても、その性質にヒントがあるかもしれません。

モラハラとは

モラハラとは、モラルハラスメントの略です。
ハラスメントの一種で、実は、DVの一種です。

DVは、家庭内暴力ですが、
モラハラは、親子であれば親(毒親)から子、夫婦であればパートナーへ、
暴力だけでなく、精神的な苦痛を与えるものです。

ご自身が受けている被害がモラハラなのかすぐに知りたいかたは、
モラハラチェックリストも合わせてどうぞ。

モラハラチェックリスト【夫婦間での加害者、被害者の行動について】

 


カウンセラーが語るモラルハラスメント―人生を自分の手に取りもどすためにできること

モラハラは発見しにくい

モラハラの巧妙なところは、第三者からみても発見しにくいところです。
モラハラは、他人が見ていない状況、密室で行われたり、
DVのような強い暴力が無い場合が多く、傷跡などの痕跡が残らないためです。

あくまで精神的な暴力であることが多いです。

また、
加害者は世間体が非常に良く、
第三者からみて、被害者が悪いように演出します。

加害者の演出によって、
被害者の親、友人が、
加害者の味方をするようになり、
被害者は孤独になります。

また、そういう状況を作りやすいタイプの人を、被害者に選びます。

「自己肯定感」が低い人を被害者に選びます。

自己肯定感が低いと、物事の判断を他人にゆだねやすく、
自分自信を大事にしない傾向があります。

自己肯定感が高すぎても、威張るなどよくない性格が形成されますが、
どうやら日本の教育では、
自己肯定感が低くなる傾向にありますので、
加害者にとってはとても好都合な環境です。
そして同時に、ここに、
モラハラがみつかりにくい理由がありそうです。

まとめ

一歩引く謙虚さと、前に出れない弱さを、混同していたり、
自己主張や意見すると、相手に迷惑がかかると勝手に思い込んでいるのではないでしょうか。

一歩引こうとしたり、相手に迷惑がかからないように配慮しようとするのは、
礼儀正しくあろうとする、空気をよもうとする日本人の美徳ではありますが、
それらを行うには、
礼儀を深く知り、相手をよく知るスキルが必要であり、
簡単には手出しできない、
とても難しい技術であるということを
忘れているのかと思います。

世界で通用する一流のビジネスマナー

世界一美しいふるまいとマナー

相手のモラハラを改善することはできるか【道のりは長いです】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。