EMSは『周波数』の種類があります

投稿者: | 2023/05/06

EMSとはElectrical Muscle Stimulationの略称で、電気刺激により筋肉を動かす(収縮させる)機器です。
EMSには周波数というパラメータがあり、1秒間あたりの電気パルスの数のことです。
EMSの周波数は主に

低周波(1~1000Hz)

中周波(1000Hz~10000Hz)

高周波(3000Hz~50000Hz)

の3つの帯域が使われており、それぞれの特徴や効果が異なります。

低周波

低周波は皮膚の下数ミリ程度で大半が分散し、浅い表層筋に作用し、引き締め効果が期待できます。刺激を感じやすいことが多いです。低周波は通常、筋肉が脳からの信号により動く仕組みを模倣しており、筋肉の収縮と弛緩を繰り返すことで血行促進や代謝アップにも効果的です。低周波は家庭用のEMS機器の多くに採用されています。

中周波

中周波は皮膚の下3~4cmまで浸透し、筋肉に刺激を与えます。一般的なEMS機器や、周波数の記載がないものは、大体がこの周波数になるとも言われています。中周波は皮膚への抵抗が低いため、刺激を感じにくく、より深い部分の筋肉に働きかけることができます。中周波は筋力アップや筋持久力向上に効果的です。

高周波

高周波は皮下10~150cmまで届き、深い部分の筋肉にまで働くため、より高い筋トレ効果が期待できます。高周波は皮膚への抵抗が非常に低く傷みを感じにくいため、快適にトレーニングすることができます。高周波はインナーマッスルやコアマッスルなど、普段使われない筋肉を鍛えることができます。
主に疼痛治療やリハビリに利用されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。