エクスプレッシブライティングが進まない時【自由に書けない時】

投稿者: | 9月 8, 2020

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効果が高いエクスプレッシブライティングですが、
私も含め、ルールに従ってきた日本人は、いざ「思ったことを自由に書いていい」と言われると、思考停止しますよね。
ほとんどのかたは、思ったことを自由に書くのは苦手かと思います。
どういったことを書くといいのか、具体例を書いてみます。

エクスプレッシブ・ライティングのやり方【例】

エクスプレッシブライティングのルールは、「思ったことを紙に書く」でした。
▶メンタルを鍛える方法【エクスプレッシブライティングの書き方】

思ったことを書くと言われても、
どうかけばいいか本当に分からない場合や、不安でたまらない場合は、
次の例を参考にしてください。
例1の短い文章、単語、例2の詳細な文章の二通り書きます。
初めの内は例1で大丈夫ですが、
書くことに慣れてきたら、例2を書くように挑戦してください。
詳細に書くほど、心を落ち着ける効果が高いです。

・例1:短い文章、単語

つらい
苦しい
嫌だ
悲しい
なぜあの人は~って言うんだろう
努力してるのに
ひどい
つらい
裏切られた
もっと~したらいいのに
息苦しい
なんであんなことするんだろ
意味わからない
頭痛がする
お腹すいた
仕事行きたくない
学校行きたくない
仕事したくない
悲しい
何もやる気が起きない
腹が立つ
~してくれればよかったのに
だから~してほしいって言ったのに。
苦しい
嫌だ

・例2:詳細に書く

上司に16時頃言われた~という言葉が嫌で、~のように悲しく感じた。
周りの同僚にも聴かれていて、同僚たちに対する恥ずかしさも感じた。
私は~だと思って~の行動を取ったのに。
上司の~の行動が嫌で、私は会社に~になる。
朝起きたら3分ぐらいでまた会社に出社するときの、入り口に入る前のような緊張感と
息苦しさを感じる。

エクスプレッシブライティングの失敗例

エクスプレッシブライティングをやろうとしてみたとき、
何度かやってみて、うまくできないと感じるかもしれません。

次のように思う場合は、
もう少し掘り下げて考えたり、
考える前に2週間ほどエクスプレッシブライティングをやってみる、
やり方を変えてみる、関連書籍を読んでみることをおすすめします。

・難しく感じる場合
エクスプレッシブライティングを難しく感じていますでしょうか。
もし、難しく感じているのであれば、それは思い込みの可能性があります。
「難しい」というのは、
やり方、方法が理解できなかったり、
何度も試してみても全く上達しなかったりすることではないかと思います。

この「上達」についても、
何ができるようになることを「上達する」と言うのでしょうか。

やり方については理解できていると思いますので、
あとは、何度も試してみる必要があります。
初めの内は、いくつか書けていれば、
エクスプレッシブライティングができていると言えます。

・たくさん書けない場合
「たくさん」というのは、いくつ書こうと思っていますでしょうか。
ルールは「思ったことを紙に書く」です。
たくさん書くことは、ルールに含まれていません。
「少ししか書けない」と思っている場合も、
「少し」というのは、いくつでしょうか。
「少しではだめ」ということは、ルールに含まれていませんので、
初めの内は今の状態でも、
エクスプレッシブライティングができている可能性があります。

・いつも同じことしか書けない場合
「同じことを書いてはならない」ということはルールに含まれていませんので、
エクスプレッシブライティングができている可能性があります。
いつも同じことしか書けないのであれば、
そこから、
「いつも同じことを考えている」ということがわかったのではないでしょうか。
今回のエクスプレッシブライティングは、
心を落ち着ける訓練として行うのであって、
新たな解決策を生み出すために行っていませんので、
いつも同じことを書いても問題ありません。

さらにテクニックを知りたいかた向けの書籍

基本的には、エクスプレッシブライティングについては上記または、
別のページでの解説している「 メンタルを鍛える方法【エクスプレッシブライティングの書き方】 」を参考にしてください。。
さらにいろいろな応用テクニックについて知りたい場合は、
次の書籍を参考にしていただければと思います。


ジェームズ・W. ペネベーカーの「こころのライティング―書いていやす回復ワークブック」


鈴木祐の「最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~」

 

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