当Webサイトでは、様々な書籍を紹介しています。
書籍をおすすめしている理由は、
「本を読んだ方がよいから」ではなく、
私たちの身体は、
「本を読まなくてはいけない身体だから」おすすめしています。
本を読むことのメリットについて書いてみます。
「知識が増える」などの普通のメリットではありません。
本を読むことのメリット
・本を読むと、他人の気持ちがわかるようになる
本を読むと「共感力」が高まり、
相手、他人の気持ちがわかるという研究結果があります。
一般的な読書家のイメージは、
本を読む人は人と会話するより本が好きそう
人の気持ちとかわからなそう
といった具合かと思います。
本を読むと他人の気持ちがわかるようになるという研究結果は、
一般的なイメージとは逆行しています。
他人の気持ちがわかるようになると言える仕組みは、
文字からその世界を楽しめることにあります。
本は、映像ではないので、動きの表現や音はありません。
小説だと、文字のみのモノクロの世界です。
そんな文字のみの情報から、
著者の描いた世界をイメージしたり、ストーリー展開、
登場人物像を頭に描いたりすることにより、
その世界を楽しみます。
コミックよりは小説のように、
ほとんどが文字のみで記述された書籍を楽しめるようになるほど、
共感力の訓練になり、
他人の気持ちがわかるようになるだろう、と言えます。
本を読み、
著者の描いた世界を楽しめるようになることは、
著者へ感情移入する力を鍛えることであり、
つまりは共感力を鍛えることであるということになります。
フィクション小説ではこの傾向がありますが、
ノンフィクション小説では、この効果は確認できないようです。
・脳に与える影響は、永続的
本の内容はほとんど忘れ去られますが、
脳に与える影響は永続的に保存されているらしいということがわかっています。
永続的な影響というのは、
成長や、本人の概念への影響です。
例えば、
動物虐待をテーマにした本を読むと、
その後、その本を読まなくても、その本の内容を忘れていても、
動物愛護に関心を持つようになるなどです。
・メンタルを安定させる
本を読むと、メンタルが安定します。
メンタルが不安定なときは、
物事や状況を把握できない状態になっていて、
脳が混乱していることがあります。
読書は、
その本の描く世界や登場人物について、
頭の中で認識します。
つまり、客観的に物事を認識する力を高めることになります。
客観的に物事や状況を把握することができるようになると、
混乱しにくくなるので、不安に襲われにくくなります。