何をしたらいいかわからない【教育からの思考停止】

投稿者: | 9月 3, 2020

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世の中がコロナで先行き不安になっていますが、
みなさんは、
「何をすべきかわからない」「何をしたらいいかわからない」ということはありますでしょうか。

それは、世の中でよく言われる「思考停止」の状態です。
普通に努力して生きていると、思考停止になりやすいので、
思考停止はどのような状態か、具体例を書いてみます。

思考停止とは

思考停止とは、
自分自身で考えなくなったり、主体的に行動しなくなる状態です。

平日は会社と家、学校と塾と家を行き来し、
休日は昼に目覚め、ゲームやテレビを見て終わるようなルーティーンになっていて、
周りに流されて生活したり、常識や思い込みなどに盲目的に従ってしまいます。

思考停止状態だと、
物事について深く考えたりはしないので、
何か問題が起きたときに解決する力は衰えており、
生活がよりよくなることはないです。
いわゆる「夢」も叶いません。

気付いたら、
幸せとはかけ離れたどん底にいたり、
どん底にいることにも気付かないかもしれません。

パートナーとの関係に問題がある場合

「パートナー」というのは、恋人、ご主人、奥様のことです。

例えば、ご主人や奥様が、モラハラをしてくる場合、
モラハラされていることに気付いていなかったり、
何をしたらモラハラされなくなるのかずっと考えたり、
何をすべきか、どこに相談したらいいのか、わからないのではないでしょうか。
ご主人、奥様に何度も怒鳴られたり、喧嘩が絶えない日々を過ごしている中で、
結婚生活がなぜこんなに大変なのか、こんなにも幸せを感じられないのか、
こんな自分と結婚してくれたんだから、悪いのは自分ではないか、
今は幸せの中にいて自分がわがままなのではないかなど、
いろいろなことが頭の中をぐるぐると回ります。

これは思考しているのではなく、混乱しているだけであって、
いくら考えても思考停止状態です。

子どもとの関係に問題がある場合

子どもが不登校、引きこもりだったり、一日中ゲームをしていたりして、
部屋の片づけをしない、勉強をしないとき、
子どものために何をしたらいいかわからないのではないでしょうか。
一言でも声をかければキレる子どもに対し、
何もなすすべがありません。
日々、不安が襲ってきます。

将来に対し問題がある場合

学生であれば、
学校の勉強が将来に役立たないことを感じていても、
将来に向けて何を勉強したらいいかわからないのではないでしょうか。
それでも、
受験のために将来に役立たないことを学ぶ、
時間の無駄とも思える同じ毎日が退屈ではないでしょうか。
不登校になったり、
病院で処方された薬の過剰摂取、リストカットなどの自傷行為がストレス発散になっていてやめられません。
薬の投入をネットの仲間たちへ宣言、報告することが楽しみになっていたり、
リストカットした画像をネットにアップすることが習慣になっていたりします。
孤独で、無意味だと思う日々を過ごし、そのことでさらに自分自身を追い込みます。

社会人であっても、
学生の頃に思っていた仕事像、働き方と違っていたり、
想像よりもはるかに年収が低く、年収一千万円には届く気配がないのではないでしょうか。
転職できるようなスキルも身につかない、
同じような日々を過ごしていることに、ストレスを感じていたりします。

教育からの思考停止

みなさんが受けている、あるいは受けてきた学校の授業のような方式で教育を受けていると、
受動的になり、思考停止しやすくなります。
その証拠に、授業を受けていると眠くなりますよね。
そんな思考停止状態を止めるには、
自分を知り、自分を認めることです。
灯台下暗し、のような感じです。
自分をよく知ることが、自分を客観視することにつながり、
物事を深く考えることができるようになります。

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