パートナーとの意見の不一致、DV、モラハラなどにより、
離婚、別居、緊急時には、家を出る必要があります。
今回は、家を出た後の生活費についてです。
離婚後や別居後の生活費を確保できないことから、
離婚や別居をしたくても実行に移せないというケースがとても多いです。
まずは、家を出る前に次の二点を準備しておくとよさそうです。
・売れる物を持ち出しておくこと
・収入を得られるようにしておくこと
売れる物を持ち出しておくこと
別居であれば法的にパートナーが生活費を出さなくてはなりませんが、
それでも、
パートナーが生活費をスムーズに渡してくれるとは限りません。
生活費を確保するための方法の一つとしては、
ブランド物のバッグやアクセサリー、着なくなった服を売ることです。
ご自身の所有物を、家を出た後の生活費、新居のための資金にすることができます。
家を出るような緊急時には、あまり冷静な判断ができないので、
どのような物が売れるか、売れるものを選別して運び出すのは難しいです。
冷静でいられる日頃から売れそうな物に目星をつけ、
いつでも運び出せるようにしておくか、
家を出る日を決め、それに合わせて荷物を運び出しておき、
別居後には売るだけにしておけると理想的です。
これで、
パートナーが生活費を渡してくれるようになるまでの間や、
ご自身が収入を得るまでしのぐことができます。
とにかく早く家を出たい気持ちから、
「荷物は後で取りに来よう」と思って後回しにしたり、
その場で「必要な荷物はこれだけだ」と判断してしまいがちですが、
不法侵入にあたる可能性があるため、
事前に準備しておいたほうが良さそうです。
家を出るために必要なこと【荷物について】
収入を得られるようにしておくこと
離婚時には法的に、夫婦の資産は折半することが基本となっていますが、
豊かな生活を送れたり、子育てに十分な金額になるとは限りません。
また、
貯金しておくことも必要ですが、
日頃から、ご自身の力で稼ぐ力を身に着けておくこと、
稼いでおくことが大切です。
